男の子らしく、女の子らしく、について
2020.08.28スタッフコラム


こんにちは!iiwan スタッフです。

はやくも8月が終わろうとしていますが、残暑がまだまだ続きそうですね。
クーラーの温度調節、難しいですよね!T T
みなさま体調に注意して過ごしていただきたいと思います。


先日、お客さまから1通のメールをいただきました。

お気持ちのこもった大変貴重なご意見、いただいたお客さまに今回の気づきの感謝を込めて
また、嫌なお気持ちにさせてしまったお客さまへの謝意を込めて、コラムでもお伝えしたいと思いました。

男の子らしく、女の子らしく、について


食器の”カラーの秘密” 表現のことです。

✉「各色のコンセプトなのですが、ベビーピンクのみ『女の子に』というのは、今の時代そぐわないかなぁ、と思います。
男の子でもピンクが好きな子もいますし、それはおかしなことではないと思います。
少しだけ男女への区別をした感じが嫌な気持ちになる方もいらっしゃると思います。」
(※頂いたメール表現をそのままお借りしました。)

本当におっしゃる通りで、性別によって好きな色が決定するわけではないし、そうあるべき、ということもない。

表現ひとつで、個人の自由な表現が奪われ、窮屈な社会のもとになっていくのだと思います。

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iiwanが生まれたばかりのころ、世の中はまだまだマイノリティに優しくありませんでした。
そんな時代の中で、私たちはなんの他意もなく、お客様のお色選びの参考にと「男の子へ」「女の子へ」と無意識に表現をしてしまいました。

iiwanが大切にしていることは
〝子どものはじめての体験を最高のものにする”であり、「人生で出会う<はじめての定番>でありたい」
はずなのに・・・
お客さまからいただいた言葉は、お子さんのはじめてのセクシャリティという面で大きな気づきをいただいた瞬間でした。

私自身も、社会の変化を感じながら、多様性を意識して過ごしているつもりでした。
でも、心のどこかに無意識に「男の子らしく」「女の子らしく」が私の中で定着していたようです。

「あなたらしく」を大切にする育児へ


育児の場面ではどうでしょうか?
つい出てしまいがちな
「男の子だから泣かないの」
「男の子は女の子に優しくしなきゃ」
「女の子なんだからそんなだらしない格好しないよ」
「女の子なんだからそんな言い方しないの」
こんな言葉。

今の時代は、
「男の子らしく」「女の子らしく」ではなく
「あなたらしく」

人や地球や環境のことを考え、個人の表現を尊重し合って、今の自分は何ができるかという気持ちで選択したい。
そこを大切にできる自分でありたいと思いました。


iiwanは、お客さまにこうした素敵な意見をいただけることにとても感謝しています。
さっそく”食器のカラーの秘密”を改定させていただきました。

もしまだご覧になられていない方がいたらぜひ!
見ていただけると嬉しいです。

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