春めく気候にウキウキする4月!何かはじめたくなる季節ですね^^
さて、今回はベビー食器の安全性のお話です。
ベビー食器選びで一番気になる “安全性“ 。
▼ 一緒によく見かけるのがこれらのキーワード
・植物原料 ?
・環境にやさしい ?
・ひとつひとつ手作業 ?
・メイドインジャパン ?
「…それって赤ちゃんに何が安全なの?」
そんな風に思ってしまうことはありませんか?
よくよく考えてみたら
はたして、これらは安全性の証明になるのでしょうか?
- 安全の定義とは?
- 開発は赤ちゃんとママが心地よいプラスチック素材から
- 安心安全なつくり方までこだわる
安全なのかどうか知るための条件として、全体から言えることは、安全性規格です。
日本の場合、食品衛生法、JIS規格を通しているものについては
安全性の問題がないものとして販売可となっていることから
この規格のあるものは日本で”安全”と言えるということです。
しかし、これはあくまでも日本の基準で、世界共通ではありません。
どのメーカーのもの安全ですべて同じかと言われると、
正直なところ、それぞれ異なると思います。
では、何が違うのかiiwan のご紹介をしていきたいと思います。
開発のきっかけとなった、現取締役が自身の子どもに食器を探したこと。
摩耗したり匂い移りしてしまう木製よりも、硬くて冷たい感じがする金属製よりも、
割れる心配がない丈夫なプラスチックの食器をファースト食器にと考えました。
海外では、石油系プラスチックやその添加剤によって有害物質が検出されることを危惧して
ベビー用品については安全性基準をさらに一層厳しくする動きがあったこともあり、
”プラスチックは丈夫で便利で何にでも安心して使える”という時代ではなくなりつつありました。
これをふまえて探してみると、
「これだ!」と安心できるベビー食器を見つけられませんでした。
そんな時、出張先で当時新素材だった
『ポリ乳酸樹脂(以下、PLA)』を知ります。
PLAはとうもろこし(デントコーン)のデンプンに乳酸を加え、乳酸発酵させてつくられる安全なプラスチック。
「この素材の子ども食器なら、自分の子どもにも安心して使わせられる!」と思いました。
PLAは厚みや深さのあるアイテムの製造が難しく、コストもかかるため、
どこの企業も取り組んでいない、未知の領域でした。
iiwan は、石油系プラスチックに繊維などを混ぜこむ素材ではなく、
プラスチックそのものが植物由来です。
発がん性のある有害物質(BPA、BPS、フタル酸エステル等)は
石油系樹脂に使われる添加剤から製造過程で発生しますが、
PLAは樹脂製造過程で添加剤を使用しないため、もともと有害物質を含まない素材です。
また、製造方法についても、
難燃剤や軟化させるための可塑剤、紫外線吸収剤なども含め、
有害物質溶出の危険が叫ばれている添加剤は使用しません。
また、着色剤は石油系人工物ではなく、天然の鉱石を練りこんで着色します。
こうすることで塗装が溶け出したり剝がれたりする心配がなくなります。
素材は仕入れに頼らざるを得ないため、
第三者機関に依頼してテストを実施し、
材料に有害物質が含まれていないことを確認しています。
iiwan は世界で一番厳しい欧州の安全性規格をクリアしました。
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なぜここまでこだわるのか。
それは、自身の子どもに使わせたい食器としてiiwan が生まれたからです。
何が人体に危険なのか、その危険の原因は何なのか、
食器が丈夫で簡単に割れてしまわないかどうか、
専門家や樹脂メーカーと話し合いながら、何度も試作し、開発5年目でようやく。
プラスチック製造や材料を知る小さな会社が
本当に赤ちゃんに安心して使ってもらえる材料にたどり着きました。
製造方法も自社でコントロールできることがiiwanの品質で、安心安全の肝なのです。
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使う赤ちゃんやママのことを考えた食器たち。フォルムももちろんこだわっています。
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