こども食器アドバイザーのおすすめ離乳食食器
2021.02.09スタッフコラム

もぐもぐ期編



みなさん、こんにちは。こども食器アドバイザーの伊藤ルリコです。
今日は、もぐもぐ期のコトをお話していきます。

前回のコラム ごっくん期編はこちら



※本コラムでは、お子さんの成長に合わせてお読みいただけるように、
月齢での表記ではなく、離乳食の進み具合(ごっくん期など)をベースにお話を進めていきます。



  • こどものコト(もぐもぐ期)

口に入った離乳食を上あごと舌ですりつぶしながらごっくんする練習の時期で、
ミルク以外の口の動き方を習得していきます。
離乳食の回数も1回食から2回食へと、一日に食事を与える回数が増えて、
ごっくん期の生活リズムとは大きく変わっていきます。

また、別コラムでも書きましたが、この時期の赤ちゃんの成長ぶりは著しく、
夜泣きも激しくなったり、行動範囲も広がり、育児が一段と大変になっていきます。

一方でいろんな動きができるようになることで、益々、赤ちゃんのかわいい仕草が増えていきますので、
ぜひともその一瞬一瞬を大切にしてほしいと思います。


  • 離乳食のコト(もぐもぐ期)

私の息子の場合、もぐもぐ期は生後10か月くらいでした。
離乳食初期の後半から離乳食をテンポ良く進められなかったこともあり、
新しい食材や食感に慣れるまでに結構時間がかかりました。

赤ちゃんせんべいをはじめて食べたときの顔(笑)


息子の場合、1歳8か月の今は、食感よりも味に敏感なため、新しい食材に挑戦させるときは、
好きな味のものに混ぜて徐々に慣れさせていきました。
きっと皆さんのお子さんも、お子さんのタイプや好みなど、本当に千差万別で、
必ずしも”一般的”や”平均”には当てはまらずマニュアル通り進むわけではない
と思います。

大切にするべき基準はいつでも”わが子”であることをどうか忘れないでください。



  • 食器で大切にしたいコト(もぐもぐ期)

この時期は、私がスプーンで食べさせてあげるのと同時に、
息子が手で食器やごはんをつかもうとするから、もうぐっちゃぐちゃ(笑)

結構すごい力で引っ張ってくる・・・


とにかくスムーズに、息子が嫌になってギャン泣きする前に終わらせなきゃ!と、
もはや食事というより私の中では1日2回ある試合なわけです。
(相手は赤ちゃんですが強敵です)


そのため、食器を選ぶコツとしては、
初期よりも多めの量を一度に与えることができる離乳食スプーンと、
手に持ってもテーブルに置いても安定感のあるお皿がお勧めです。



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また、一般的にはコップの練習もこの時期からスタートするのがいいと言われています。
このもぐもぐ期の食事は、飲むことから食べることへの移行時期で、
回数も量も増え、子どももよく動くため、離乳食期の中でもなかなか大変な時期だと思います。


今日はおそらく多くのママが奮闘するであろう
コップ飲みにフォーカスしてお話していきたいと思います。
私の息子も飲むときに目の前にコップが迫ってくることへの恐怖感なのか、
なかなか進みませんでした。

ある日、離乳食初期から使い慣れ親しんだ iiwanおちゃわんにお茶を入れて飲ませてみたところ、
普段使っている食器なので抵抗感もなく、
コップよりも口元が大きく広がっているため恐怖感もなかったのか、
すんなり口につけることができ、上手にこぼすことなく一口分のお茶を飲むことができました。

口元に”返し”がついているため、一般的な器やコップに比べて、
飲むことにまだ慣れていない赤ちゃんの小さな口にフィットします。


ごはんもおちゃわんで慣れさせました!


そうして、iiwanおちゃわんで上手に飲める経験を積み重ねてからコップに移行していきました。

コップを嫌がってなかなか進まないお子さんは多いと思いますが、いずれは飲めるようになりますので、
気長にゆっくりとスパウトやストローなども活用しながら進めていくのがいいと思います。



次回はかみかみ期につづきます。

かみかみ期編はこちら


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