『多胎児育児応援キャンペーン』は、
一人でも多くの方に育児環境について考える時間を持っていただくことを目指しています。
よかったらぜひご一読ください。
iiwan は”はじめての体験を最高のものにする” モノやコトを
皆さまにお届けしたいと取り組んで参りました。
はじめて『多胎児育児応援キャンペーン』を企画した年からはや3年。
多胎児育児に対する社会の仕組みや向けられる目にどんな変化があったでしょうか。
”産後うつ”と”多胎児育児”のこと、ご存知ですか?
- 多胎児出産と育児
100人に1人の割合で多胎児が産まれています。
多胎児出産の場合、赤ちゃんは小さく生まれてくる割合が多いため、ママは健康面に対して不安を持ちやすく、
また、出産・育児の体力的な消耗、経済的負担、外出もママ一人では難しく、想像を絶する大変さです。
データとしても多胎児ママは育児の過酷さから地域から孤立する傾向があり、
多胎育児家庭の虐待死も単胎育児家庭と比べて 2.5 ~ 4.0 倍と指摘されています。
多胎児育児支援、実は国や自治体でもはじまったばかりなんです。
2020年度より国は多胎育児に特化した予算をつけました。
厚生労働省は産前・産後サポート事業の中に初めて「多胎妊産婦への支援」を盛り込んで
自治体が当事者の交流会や、外出補助などの支援者を派遣する訪問型事業を行う場合、2分の1を補助します。
※ただし、自治体により受けられる支援は異なります。
お住まいの地域で利用できるサービスをチェックする必要があります。
- 産後うつ
「2020年12月東京産科婦人科学会例会」で、
2020年2~6月の回答1,639件の学術発表では
ママの10~7人に一人が”産後うつ”と診断されています。
また、診断を下されていないママも、3割もの方がハイリスクというアンケート結果でした。
気分の落ち込みや不眠、食欲不振、突然泣けてきたり、
最悪の場合、自傷行為の恐れもある”産後うつ”。
産後1年は授乳などママにしかできないこともあり、負担が偏りがちです。
出産直後から赤ちゃんの首座りまでの時期、深刻な睡眠不足や身体の変化、不調に悩み、
ミルクをあげるのにやっと慣れてきたころ離乳食がはじまると、
今度は離乳食準備とお世話の負担がさらに大きくなります。
赤ちゃんのお昼寝時間は短くなっていきますが、夜泣きは激しくなる傾向に。
さらにイヤイヤ期がスタートする中、保育園へ通わせはじめ、職場復帰するママも。
産後1年間だけをみても、仕事・家事・育児のライフスタイルがめまぐるしく変化し、
体調と体力、精神力を保ち、なんとか対応しながら2年目へ突入します。
産後うつとリスク割合を見ても、
お子さまを一番に優先し、自身の不調をないがしろにしてしまったり
気付く余裕もないママが多くいらっしゃいます。
必要な時、力になってくれる存在が支えに
多胎児育児では、一気に2倍の育児負担がきます。
休息時間を作ったり、気晴らしにお出かけするもの負担が大きいため、
周囲のサポートが不可欠です。
育児は一人ではできません。ぜひ、大切な方に声をかけてください。きっと勇気づけられるはずです。
必要な時、力になれる存在でいるために、コミュニケーションを大切にしてください。
これから赤ちゃんを迎えるご家族は、できれば妊娠期間中にパートナーと育児の役割について話し合ったり、
ご家族や地域の育児サポートをいつでもうけられるように連絡を取り合ったりリサーチしておくと安心です。
積極的に赤ちゃんの悩みを共有し、信頼のおける人と一緒に悩むことで心の負担が軽くなります。
多胎児育児応援キャンペーン
iiwanも、元気でかわいい子どもたちのパワーと毎日向き合うご家族を応援したいと、
2020年から独自にキャンペーンをはじめました。
育児ってポジティブなことばかりではなく大変だから、
一緒に喜んだり楽しい一瞬を大事にしていただきたい。
コロナ禍で沈む気持ちもどうか軽やかに過ごしていただきたいです。
かけがえのない大切な命のため、性別や人種、世代も関係なく、
育児や育児環境に対して目を向けていく社会であるべきです。
育児をする側の心身の健康なしに、育児は成り立ちません。
頑張るすべてのママとご家族へ気持ちが伝わりますように。
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キャンペーンの内容につきましては、下記の通りです。
(1)「ギフトファーストスプーンセット ツインズ」:双子向け食器セット
★iiwanから2つのプレゼント付き!:①ファーストスプーン+1本ずつ/②ラッピング手数料無料
(2)「Mom’s FIRST ギフトセット ツインズ」:双子ママ向け・絵本と食器のセット
販売スタートは2月22日午後2時~です!
商品ページより詳細をご確認くださいませ。